8月に入ってすぐ 制作にかかったのですが 順調そうに見えたのは
鍛造を終えて ヒルトの部材を作ったところまでで
刃体を削ってみると大きな傷が現れました、
鍛接不良というとそれまでですが 普通は端っこのほうが付きが悪かったり 巻き込んだりとなるのですけど 今回はなぜか刃体の中心部分に ノロを抱き込んだような傷が現れました

特にこの写真の右側なんて鋼と地金の境でないところにまで巻き込みが出ています 何が原因かわからず 丁寧な作業を心掛けやり直しを繰り返します。

こんな風にお釈迦の山を築いて はたと気づいたのがこれ!

ハンマーの口ですけど このところ特殊鋼をたたき続けていたために
思いっきり凹んでいました これじゃあ いくら頑張っても真ん中にノロを寄せちゃいます 道具のお手入れを怠った私は未熟者です 恥
原因が分かったのでそこからは順調に作業が進むかと 思ったのですが
またまた 今度は焼き入れ直後 まだ熱いから 歪みをたたいてなおしていたら Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

心まで折れそうでしたよ(-_-;)
何とか踏みとどまって 再度角材から始めました

青紙2号と極軟鋼 
鋼を伸ばして 
鍛接 

鍛造して切出しました 
刃体の研削 
熱処理 
水から上げた直後 
焼き戻し完了 
磨いて 
ハンドル作ってます 
シースを計画 
分厚いんですよ 
穴開けて 
手縫いです 
亜麻仁油を塗って乾燥
とまあ こんな流れで 酷暑の八月でしたが 完成に持ち込め一安心です
ご覧いただきありがとうございましたm(__)m







